園・学校への情報提供(診断書)
- 保育所給食においては、保育所におけるアレルギー疾患生活管理指導表を、幼稚園・学校給食においては、学校生活管理指導表(アレルギー疾患用)をもとにした対応を基本とする。
- 生活管理指導表の作成にあたって、保護者の希望だけに基づくのではなくて、家庭での摂取状況を十分に問診した上で、できるだけ確実な診断情報を記載するように努めること。アレルギーと診断するべきか迷う食物については、専門施設で正しい診断を受けるように患者を促すこと。
- 保育所には「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン(厚生労働省)」 を参照し、学校には「学校におけるアレルギー疾患取り組みガイドライン(日本学校保健会)」(下記参考資料3)の提出を必須とし、 対応の充実を促す。
- 集団給食では安全面を優先し、段階的対応(部分解除等)ではなく完全解除か完全除去のいずれか二者択一で対応することが望ましい。
問題点
保育所では預かる児の年齢の幅が広く、食物アレルギーの患者数も多いため、給食対応は煩雑となり誤食事故が発生しやすい現状がある。
生活管理指導表(アレルギー疾患用)
生活管理指導表は、アレルギー疾患と診断された児が、保育所、幼稚園、学校の生活において特別な配慮や管理が必要な場合に限って作成する。
保育所
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/pdf/hoiku03_005.pdf