肉アレルギー
食品の特徴と除去の考え方
- 肉アレルギーの患者は少なく、全ての獣肉(牛肉、豚肉、鶏肉など)の除去が必要になることは極めてまれである。
- 肉アレルギーがあっても肉エキス(だし)は食べられる場合が多い。
- まれであるが、マダニの成分が咬傷(こうしょう)により感作され、交差反応による肉類アレルギーが報告されている。
栄養食事指導のポイント
- 魚類や大豆製品などを用いることで、タンパク質の代替は可能である。
- 全ての肉類を除去する場合には、ヘム鉄の摂取不足による鉄欠乏を生じないよう、鉄を多く含む食品の継続的な摂取をすすめる。